DVDコピーガードって何?
DVDコピーガードというのは、パソコンが流通して、DVDがコピーされるようになってから、DVDに施されるようになった機能のことです。
名前の通り、DVDコピーガードはDVDの中身をパソコンなどに保存できないようにさせる仕組みです。
つまり昔のDVDは、コピーすることができたため、友達等にコピーしたものを渡す事ができたりしたのです。
それでは、DVDの売り上げが上がらない!ということで、DVDコピーガードが付けられるようになったのです。
■DVDコピーガードをはずす
DVDコピーガードをはずす方法があるのですが、これは立派な違法になるのでは?
そこで、DVDコピーガードをはずすのが良い場合と悪い場合をご紹介したいと思います。
まず、レンタルしてきたDVDのコピーガードをはずして、コピーをするのは禁止されています。
しかし、自分が購入したDVDのコピーガードはコピーをしても良いと言われています。
つまり、人の物か自分の物かで変わってきます。
様々な方法で施されているDVDコピーガード
DVDコピーガードは、不正なコピー行為を防ぐ目的で市販のDVDやテレビのデジタル放送を録画するDVDなどに予め施されています。
これらのコピー技術を施すことによって映画やアニメの著作権を持つメーカー側は利益の損害を防いでいるのです。
DVDの録画やコピーに関しては、一昔前のテレビのアナログ放送時代にはアナログ方式のDVDによって制限なく録画やコピーを行うことが可能でしたが、デジタル放送時代に入ってからは1回コピーや10回コピーなどの制限を受けるようになりました。
また映画やアニメなどの市販のDVDにおいても市場に投入された当初からいくつかの方法によってコピー防止技術が施されていました。
これらのコピーガード技術には、ビデオレコーダーの入力信号補正機能を利用して映像全体を暗くしたり、明るくしたりして画面を乱す技術を始め、画面全体に横縞模様を入れる技術や、テレビのデジタル放送で利用されている映像信号に著作権情報を乗せて対応機器でしか再生できなくする技術の他、DVD内にダミーとなる映像を複数埋め込んで容量を偽装し、PCなどに誤認識させる技術など様々な方法があります。
映画やアニメのDVDソフトを販売するメーカー側はそれぞれ自社が販売するDVDにこれらの技術を施して不正行為を防ごうとしていますが、不正にDVDをコピーする側も様々な手段でコピーガードを突破する方法をあみだしており、いたちごっこの様相を呈しています。